水耕栽培中心の風太くん、冬場の農閑期の暇つぶしに始めた仏像彫刻が面白く嵌っています。始めて2年強、図書館で見つけた参考書を中心に独習、メルカリで中古の彫刻刀を安く入手して再研磨して使っています。試行錯誤の研磨技術も段々向上してようやく良く切れる刃付けが出来る様になりました。「小さなお地蔵さん」から始めて段々欲が出てきて、今回は無謀にも大仏師松久宗琳のテキストの中級レベルの「7寸の毘沙門天」に挑戦しました。材料を3月に入手してから4か月あまり、春野菜の手入れの合間での創作です。出来上がったのは形が出来た、というレベルの自己採点20点。作品としては荒削りが終わったという所でこれから細部の仕上げをする必要がありますが、仕上げは根気がいりますし、光背、台座等の付属品が必要です。木目が荒くこれ以上見栄えが良くならない、別に販売する訳でもない、と自己弁護して、大仏師には叱られそうですがこれで終了にします。次は聖観音です。