

風太くんのブログの読者の方の作品です。
以下、メール頂いた説明です。
2Fベランダの手すりの外に設置した水平パイププランターです。2列循環式でエーハイムの水中ポンプを使いしたのプランターから水を汲み上げ循環させています。
プランターの中にも水流をつくりそこでも幾つかの苗を育てています。
下のプランターがバッファとなり水の追加の手間を和らげてくれています。
パイプには19の穴があり種蒔きや小さな苗のうちだけ使用します。
使わない穴はパイプのキャップで蓋ができます。
にスポンジ培地を入れてそこに種蒔きします。
そして50mmパイプのキャップを被せ遮光して発芽させ、その後キャップを外してそのまま育てます。
苗はそのまま育ててネットを支柱にして上に逃がすようにします。後はベランダの屋根の下に張ったネット棚で水平栽培します。
使わない穴はキャップしたままで置いておき、雨水の浸入を防ぎます。
取り付けはベランダの手すりにブラケットを作り固定しています。
力は壁にかかりバランスしています。
100mmの水平パイプに50mmのパイプを接着するのが苦労しました。
接合面がピッタリ合うように立体的カットするのに手間がかかりました。
最初は水平パイプに50mmパイプを縦に刺す事を考えましたが流れを阻害するのでやめました。
そこで一つめのパイプは現物あわせでセコセコとヤスリで削っては合わせ、削っては合わせの繰り返しで立体裁断の形を削り、それに紙を巻きつけて型紙作り。
その型紙を使いパイプにカット線を写しカット。
後は両刀グラインダーでカット線に合わせて削り、棒ヤスリで接合面を大まかに削りました。
最後に100mmパイプに400番の耐水ペーパーをガムテープで貼り付け、そのRに合わせて接合面の擦り合わせして仕上げました。
こうすれば塩ビパイプは柔らかいのでパイプに合った接合面が簡単に削れました。
この工法を考えついたのが成功の元となりました。
後は持って帰り塩ビ管用の接着剤で接合面を張り合わせ、更にシリコンシーラーで念の為シールすれば完成です。
以上の様に素晴らしい創意工夫をされており、特に3Dカットは素晴らしやり方です100mmパイプ外径に耐水ペーパーを張り付けてそのRに合わせて仕上げていく方法は参考になります。
風太君の水平パイププランターの欠点は栽培穴はパイプに穴を開けただけ、そこにエヤーキャップに巻いた苗を押し込むだけの為、支えが頼りない。その為、苗の状態からヒモで吊りあげる必要があります。これが解消できます。
又更に、発展型として、この方法を使いもっと大きな苗床を作る事も可能です。
皆さん方も製作法参考にしてください。