
撤収したスナップエンドウの根の様子です。栽培槽一杯に根が広がり、ホームハイポニカもどきの優秀さが判ります。中を清掃して、キッチンハイタ―で殺菌した後、次に栽培に準備をします。
スナップエンドウの栽培は2回目です。昨年収穫したスナップエンドウの余りにも美味しいのに味をしめ、今回は我が家の栽培槽全てに植えました。合計25株、今回も大豊作で堪能しました。
忘備録として、今回栽培の反省点を纏めました。
①種植え時期;
1回目は11月初め、2回目は10月初めに種植えをしました。収穫時期は同じ4月末から5月初めまで、とおなじでしたが、早く植えた2回目は背丈が伸びすぎ、茎の保持に難儀しました。
これは陽当たりの悪い我が家特有の現象かのしれませんが、陽の当たる方を向いて上へ、上へと伸び、脇枝が増え、花や実を付ける場所は1mぐらいの所からとなりました。特に陽当たりの悪い水平パイプに顕著で、西側に植えた株も背が伸びすぎて、本体を支えきれず腰折れする茎が続出しました。種植え時期は11月初めの方が良いようです。
②育苗方法;
1回目は椰子繊維をつかいました。保水性が悪いのか、発芽率が悪かった。2回目はロックウールマットを使った。保水性が良く、一度水を含ませてから発芽まで無給水でよく、高いけれど良い育苗法でした。
③うどん粉病の発生
植えつけ密度を上げて、風通しが悪くなるとうどん粉病が発生する様です。防虫網で囲い、家に囲まれた風通しの悪い庭出の栽培、外部でもプランター当たり3株に密集して植えた株にはうどん粉病が発生しました。結果的に庭、外周はうどん粉病菌がいっぱい飛び散ってしまいました。うどん粉病はそれぞれの植物に固有の為、これから植えるトマト、カボチャ等にはうつらない様ですがそれでも気になります。
④エヤーストーンのメンテの重要性
25株植えたスナップエンドウですが、早くに元気の無くなる栽培槽が3台ありました。撤収後、原因を調べて見たら、どうやらエヤーストーンの目つまりでした。長期間使用するとカルシュームなどで目つまりを起こします。エヤーストーンは栽培中は植物の根に隠れてしまう為に栽培中のメンテは難しいので課題です。
風太君のお友達から、エヤーストーンによる気泡の細かさと水中の酸素溶解速度に差は無いというレポートを以前頂きました。エヤーストーンをどうするか?次に植える植物が大きくなるまでまだ時間がありますので、じっくり検討したいと思います。