2025年9月4日木曜日

Windows11の仕様変更対応(TPM2.0必必須、回復パーテーションの位置など)の顛末

4年前にWindows11がリリースされた時に使っていたPCがWIN11が未対応と判り、マザーボードとCPUの入れ替えという大改造をして漸くWIN11にバージョンアップして使っていました。先日、茶々専用のPCをメルカリでゲットしたのを機会に2人のPCのバックアップを進める過程で色々トラブルがあり対応に時間が掛かったので忘備録として対策過程を纏めます。

①回復ドライブが作成できない。必要なファイルが欠落しているとの表示

 *ネット検索すると原因はHDDからSDDに変更する時にドライブのクローンを作成するソフトを使用したために回復パーテーションが欠落したものと判った。対策はWIN11のクリーンインストールディスクにより再インストールするしかない。

②MicrosoftのHPよりクリーンINSTをダウンロードしてインストール始めるとTPM2.0が無いのでWIN11に適合しないというエラーが出てインストールが止まる。

*4年前にはWIN11がインストール出来ていままで正常に使えてたが、最近システム要件が変更してTPM2.0(セキュリティー対策の仕組み?よくわからない)が必要になったとの事。調べてみると使っているMBもCPUもTPM2.0対応済み。色々試行の結果、BIOSを最新にすることによりTPM2.0が有効になった。

③ついでに以前から容量が逼迫していたCドライブのSDDを2倍の500Gに変更する。

以前作っていたCドライブのシステムイメージと修復ディスクを使いCドライブにシステムをインストール。

④WIN11クリーンインストールメディアをUSBにインストール。(TPM2.0が無いというエラーは出なかった)このUSBを使いアプリ、データーそのまま残すオプションを選択しCドライブの修復再インストールを行う。結果は回復パーテーションが復活していたが、パーテーション情報を見るとCドライブ、回復パーテーション、未使用領域の並びとなり回復パーテーションが邪魔になりCドライブの領域を拡張できないと判った。折角作った回復パーテーションを削除しないと元の256Gドライブのまま。ネット検索するとWIN11はこの様な仕様になっているらしい。

⑤回復パーテーションを移動してCドライブの容量アップ

ネット検索してみると解決策はあった。

DELLテクノロジーの(Windows Server: 回復パーティション(WinRE)領域の移動および再構成の方法)に詳しく出ています。コマンド・プロントを利用する方法なのでハードルが高い。

苦労して説明通りのコマンド入力を繰り返し、回復パーテーションを移動しCドライブを拡張できた。

⑥最後に回復ドライブも無事作成できた。