2021年9月18日土曜日

夏野菜栽培、今年判った事。

夏野菜の最後の残り火の様なトマトです。台風が来るのでまだ未熟ですが収穫してトマトは終了です。ゴーヤも枯れ葉が目立ち始め見映えが良くなく樹上の実も殆ど採り尽くしたので近々撤収します。
今年の夏野菜はトマトの蔓ボケから始まり、改めて野菜栽培のイロハをネット情報から勉強しました。今年の教訓は
①養液のやり過ぎは良くない。
特にブクブク式栽培装置は夏場に高い気温と同じ空気をバブリングする為に水分蒸発が激しく養液濃度が上がり過ぎてダメージを与える。トマトの場合、収穫期は殆ど肥料を止めて水だけ例年より収穫量が増えた気がします。
②葉と脇芽の剪定が大切。
トマトもキューリも今まで脇芽欠きも葉の剪定もしない放任栽培で葉がいっぱい茂るのを「トマトジャングルが出来た」と喜んでいましたがこれは葉や茎に栄養が行くだけの成長活動主体となり実に栄養を届け次の世代を残すという生存活動を阻害すると判りました。
トマトの場合セッセと脇芽を欠き、実を収穫した後の下葉は直ぐに折り取るという事が大事と判りました。
キューリの場合、手が伸びる高さで成長点を刈り取る。脇芽は雌花一個残して刈り取る。そうすると同じ節の所から次々と実が成ることが判りました。
③トマトの裂果対策が必要。樹上で完熟した美味しいトマトを収穫するのが家庭菜園の醍醐味ですが完熟期に雨に合うとすぐに裂果します。トマト栽培する裏庭は大部分サンテラスでカバーして吹降り
の雨以外は大丈夫ですが、一部カバー出来てない所の4台の栽培装置のトマトは裂果が酷かった。来年は栽培位置をせめて軒下になる様に位置を変更しようと思う。