2015年3月29日日曜日

スナップエンドウ茂って来ました。



スーパーホームハイポニカもどきのスナップエンドウの状態です。もはや緑の壁状態で花もたくさん咲いてきました。養液も10L/日程度消費する様になりました。
昨年のブログを見ると、4月19日に初収穫していますので、あと20日程です。待ち遠しい限りです。今は我が家はスナップエンドウ一色です。
場所によって成育の違いがあり、防虫網の外に栽培している物はかなり葉を鳥に食べられている
のもあります。



上手く育っていないのは水平パイププランターです。背が伸びきってしまい上の方が茂ってきて、下はまばら、上の方は窮屈な状態で、支えるものが無く垂れ下がって来ました。
昨年は下の方からも脇枝が生えて茂っていましたで今年は様子が違っています。
横のホームハイポニカもどきは正常に葉が茂っています。
何故こんな状況になったのか?
何時もの通り私の珍説を発表します。
我が家の庭は家に囲まれている為、冬場は全く陽が当たりません、写真の右側が南向きですが南に家が建っていて日差しを遮っています。春になってきたら段々上の方から日が当たる様になって来ます。早くから日が当たるのは左側のホームハイポニカもどきのほうで、水平パイプは上の方から徐々に陽当たりが良くなって来ます。
今回のスナップエンドウは例年より1か月早く定植したので早くにひょろひょろと背が伸びてしまい、陽の当たる成育期に成長点が上に伸びてしまった。と言う事と思います。
植物の種まき、苗植え時期はやはり重要ですね。

2015年3月25日水曜日

小松菜のトウ立ちについての修正です。



ポールプランターに定植した小松菜は見事に花を咲かせました。この状態では栄養分は全て花に行きますので、葉は美味しくなくなります。今週中に消費します。
所で、先般、植物 の成育に付いて風太くんの珍説を披露しました。
「植物にもやはり一定の成育期間(寿命)があり、寒くて成長しなくても、カウントダウンが継続しており、そのタイムスケジュール通りに成長が進む」
という説ですが、読者の方から修正情報を頂きました。風太くんの様に野菜栽培の初心者には貴重な情報ですので名前を伏せて公開させて頂きます。

「風太くん
昨年始めにミニフロートをお譲りいただいた○○と申します。
おかげさまで昨年はミニトマト、茄子、唐辛子等の水耕栽培で
期待以上の成果を得る事が出来ました。

ところで風太くんのブログで小松菜のトウ立ちと発芽率の
関係について書かれていますがトウ立ちと種の有効期限とは
直接関係ないと思います。
ネットでの知識ですが
小松菜、かぶ、白菜などは種まきした後、低温に一定期間遭遇することで花芽ができ温度の上昇でトウ立ちするようです。従って秋蒔きする際に遅れないように種を蒔く必要がある様です。
こちらでもチンゲン菜が見事にトウ立ちして花が咲いてしまいました。

一方、一定の大きさになってから低温に遭遇すると花芽ができる
ものとしてはタマネギ、キャベツ、ブロッコリーなどがあり冬場にあまり大きくならない様に蒔き時を調整することが必要です。ブロッコリーはトウ立ちした花を食用にする訳ですが。

今後とも有用な情報をブログ等でご紹介いただければ幸いです。」

以上です。
種まき時期というのはこの様な事を考慮しながら調整するのですね、貴重な情報有難うございました。

2015年3月21日土曜日

使用期間切れの種の発芽実験



使用期間今年2月までの古い種と、来年2月までの新しい種の発芽実験をしてみました。種はどちらも小松菜同じメーカーの同種です。
小松菜と、サニーレタスはポールプランター栽培の定番になっています。どちらも水中に3~4日漬けておき、発芽した後水中から引き揚げて不織布の苗床に移し変えます。
そしてエヤーキャップで海苔巻にして双葉~本葉が出るまで置き、それからポールプランターに定植します。
写真は同じ日に水につけてから3日目撮ったものです。上下の写真の差は歴然としています。
新しい種は明日にでも苗床に移せますが、下の古い種は殆ど発芽していません。このまま水中に置くと腐ってきます。
この冬中、この古い種を使い、発芽しないので悩んでいました。水が悪いのか?気温が低いのか?容器が悪いのか?4回程試して見ましたが、写真と同じ状態になり、結局そのまま捨ててしまいました。
種は何時も冷蔵庫にいれて保管します。使用する水は逆浸透膜を使った濾過水です。
小松菜とかサニーレタスは種一袋に沢山入っていますので、家庭菜園ではどうしても余ってしまい長期間使用しがちですが、やはり使用期間が重要な事が判りました。
古い種を使い続けて発芽不良に悩むより、種代300円程ですが、新しい種を使う方が精神衛生上良いと思いました。
さて、これからしっかり苗作りをしていきます。

2015年3月15日日曜日

野菜栽培も日々発見!!



2月初めにポールプランターに定植した小松菜が大きくなって来ました。
所が良く見ると、いきなり成長末期の様に、茎を伸ばし始め、先端には花の蕾が出ています。
普通ならば、茎を伸ばす前に根本の方で葉を次々と広げます。
それを外側から順番に収穫して行くわけで、1か月程それが続きます。やがて小松菜の成長が末期になると、葉を広げずに、茎を伸ばし始めて花が咲き種が出来ます。つまり世代交代の準備に入る訳です。
この小松菜は種を植えてから5カ月程経ちます。冬の間は双葉のまま殆ど成長せず、2月になってやっと本葉が出始めたので定植しました。
本格的に成長始めたけれど、直ぐに老化が始まった、という訳です。
これをどう解釈するか?
「植物にもやはり一定の成育期間(寿命)があり、寒くて成長しなくても、カウントダウンが継続しており、そのタイムスケジュール通りに成長が進む」
と言う事と思います。
これをもう少し掘り下げると、種の状態でもカウントダウンは続いていると解釈できます。
昨年使用した小松菜の種の発芽率が悪いのはこの為の様に思えます。種の袋に書いている有効期限はこの意味ですね。
新な発見です。(風太くんにとって)

2015年3月7日土曜日

養液・肥料の補給法(Q&A)

ミニフロートを導入頂いた読者の方から質問を頂きました。以下ご参考まで。

液肥原液の計量についてお尋ねします。カップ2つで計るのが面倒です。風太さんのメソッドは如何でしょう。?
(詳しく確認しますと、ミニフロートに養液を通すと肥料が結晶化するなどで、フロートの閉まりが悪くなると思い、水道の蛇口にミニフロートを繫ぎ栽培槽の水位を確保した上で液肥を計量して栽培槽に投入されているとの事。)

私の方法はゴミバケツを代用した調合タンクに40Lの水(主に風呂の残り湯)をいれて大塚1号2号の原液をそれぞれ300ccカップで計量して投入して作った養液(EC約2)を、ふろ用ポンプで補給水タンク2台、ポールプランター、水平パイププランターに移し変えています。
夏の最盛期では2回~3回/日養液を作り補給しています。

各栽培槽に個別に肥料原液を計量して投入するのは大変と思いますし、濃度誤差も多くなると思います。

補給水タンクは9mm配管で最長15m先のミニフロート式自動給水器を介して栽培槽(主にプランターで作ったブクブク式)に繫いでいます。
ミニフロートには肥料の入った養液が流れますが、いままで結晶化して作動不良となった事はありません。
給水系のトラブルは4mm配管を使っていた頃は半透明の”ツナギ”継手の部分にヘドロ状の異物多分水ゴケや雑菌のコロニーがコレステロール状に詰まり流れを妨げる事が有りました。このヘドロ状の物を乾燥させますと、粉の様になりますので、肥料成分も含まれていると思います。
対策として今は究極の配管システムに変更した為、ヘドロの詰まり等のトラブルは無くなっています。
ミニフロートの作動不良は
詰まっている場合は自動給水器の内部が空になる。
フロートのバルブ部分が開いたまま閉じない場合は補給水タンクの減りが大きくなる。栽培槽か自動給水器から水漏れが起こると言う事で確認できます。
万一のトラブル防止の為、1回/2か月程度分解掃除した方が良いと思います。そんなに手間はかかりません。

それよりも水道水をそのまま使う事は宜しくないと思います。
水道水の塩素は植物に有益な細菌類を殺してしまいます。
植物の根は古いモノは枯れて新しくなる、徐々に新陳代謝します。その過程で枯れた根は腐って植物の成長に有害なアンモニアや硝酸イオンになりますが直ぐに、細菌の働きで肥料成分と同じ硝酸塩に変わります。
所が塩素により植物の根近辺の有益な細菌が無くなるとこの作用が無くなり、有害な物質のまま残り、場合によれば一挙に植物が枯れると言う事にもなります。
水道水を一旦貯めてエヤーで一昼夜爆気するか、風太くんの様に風呂の残り湯(温泉の素は使いません)を使うかです。
カルキ抜きを使ってみた事がありますが、逆にカルキ抜きと肥料が反応するような気がして止めました。

2015年3月2日月曜日

やっとスナップエンドウの蕾がでました。



昨年より半月早く定植したスナップエンドウですが、昨年よりやや開花が遅い様です。
今年の気候のせいでしょうか。
我が家で日照時間の一番長い西側の壁面の所でやっと蕾が膨らみ始めました。
早く植えれば早く開花、収穫が出来るとは限らない様です。
やはり日照時間と気温の影響で植物は育つ様ですね。
南側の水平パイププランターのスナップエンドウも大きく成長してきて、ヒモの吊桟を超えてしまい、掴ところが無くなって、腰折れ状態になっています。
スナップエンドウの茎はストロー状で簡単に折れてしまいますので、これから沢山ててくる脇枝が、腰折れしない様にしっかりと荷造りヒモで支える必要があります。
これから忙しくなります。
憎くき蝶が飛来するまでに昨年痛めた防虫網の補強も必要です。