
3日間の保養所(LED育苗箱)生活を終えた小松菜の苗です。双葉に本葉一枚、不織布の苗床から細かい根が多数はみ出しています。ここまで育ったら苗としては一人前です。ポールプランターに本日定植しました。
定植しながら、ふと思ったのは、風太くんの栽培方式では、土耕栽培での間引きというステップが無いのでは?ということです。
土耕栽培では種をばらまき、葉が出てきたら生育の良い苗を残し間引きます。
風太くんの栽培方式は、
種を水に漬ける→水中で根が出てきた種を不織布にセット→育苗開始→双葉が大きくなったら定植する。
という方式です。
根が出た種を一個づつ不織布にセットするのは根気が要る作業で、無意識の内にポールプランター一本分52苗をセットしたら、そこで完了し、残りの種を捨てていました。
つまりこのステップで成長の悪い苗を植えないという「間引き」を実践していた訳です。
実際、残った種をそのまま水中に放置しても根の成長が遅いです。
但し、水中で根が出るまで放置するのは植物栽培の基本に反する様です。種も呼吸しているので長時間水中放置はダメと書かれています。
生育力の旺盛な小松菜、サニーレタスにしか応用していません。
一度、エンドウの種を水中に放置していたら、膨らんで腐ってしまいましたし、トマト類は定石通り一昼夜水に漬けるだけです。