2013年8月26日月曜日

水平パイププランターの今後の改善計画1

水平パイププランターによるトマト栽培を始め1年半経過しました。1年目は水があふれるトラブルが多発し、その都度解決して行き、安定運転が出来る様になりました。
しかしながら、以前のプランターでの土耕栽培に比べはるかに植物の生長が良く、近所の評判になる程ですが、風太くんの目指す所(トマトの成る木、トマトジャングルを作る)とは程遠い結果です。
初年度のトマト栽培では実が成る前まではジャングル状態、旺盛に生育しますが、実が成りだすと段々成長が衰えてきます。中玉のシンディ―スイートが殆どミニトマト状態でした。
今年は栽培本数を減らし、一つ飛びの40cm間隔で栽培しました所、シンディ―スイートは中玉まで成長する株が増えましたが、やはり収穫時期の終了が7月末と早く終わってしまった。
原因と考えられるのは《流水量の不足》です。
風太くんはほぼ1年間24時間運転で全くトラブルが無く非常に優秀なポンプですが最大流量カタログ値11.2L/分、揚程40cmで約4L/分と考えてみたら、4Mパイプ4本に水を供給するには非力といえます。
加えて、内径6mmのパイプ4本に分配する為に圧力損失があり、末端での供給水量が減ります。
φ4mmパイプ端で実際の吐出量を測定しました所、1本で約900cc/分でした。
この水量が多いか少ないか?まだ判断できませんが、少なくともポンプの能力を最大限に生かす事を考える必要があります。
そこでポンプに15mmパイプをつなぎ、6mmパイプ端と同一高さで流量を測定した所6700cc/分
ありました。これを4カ所に分配するとして1675ccと現在の1.9倍の供給量が期待できます。
Rio+800ポンプは9.1Whと小電力で一か月24時間運転して145円程度、一つ上のクラスRio+1100
ポンプは23.5Whで370円程度と電気代が高くなる。
Rio+1100に変更する時は供給水パイプを太くする必要が有るので、第一ステップとして現行システムの4本の供給パイプを15mm径に変更する事を決めました。