
ふつう植物は地中に根を張り土に支えられて成長しましが水耕栽培の植物は根を水中にひろげます。従い植物の支え方には工夫が要ります。風太くんが使う栽培プランターの栽培穴はどれも厚さ5mm(浮き根式プランター)厚さ2mm(水平パイププランター、ポールプランター)です。この厚みの穴にプチプチシートを植物の茎を丸めて挿入する訳です。
従い植物の成長につれて、何等かの方法で植物本体を支えなければ植物は倒れてしまいます。
写真の様にミニカボチャ、ゴーヤ等蔓性植物は誘引網をプランターの近くに設置して蔓、茎を誘引誘引すればOKです。水耕栽培は成長が早いので、毎日、蔓、茎の成長の方向を見極めうまく誘引する必要があります。

問題は蔓の無いトマト・なすなどの植物の支え方です。
トマトの場合は主茎を成長するにつれて順番に支えて行く為、写真中央の様に荷造り紐に10cm間隔で瘤を作り下は水平パイププランターに巻き付け、上は上部に設けた支柱に繋ぎます。
トマトの枝の下を荷造り紐で緩い目に縛り、瘤に絡ませて縛ります。これを繰り返えす訳です。
但し、植物を引っ張りすぎると根が飛び出してしまいます。
プチプチシートが栽培穴からずれない様、植物の根が飛び出さない様に支えます。
風太くんの水平パイププランターは4Mの長大なものです。この紐を支える為

φ20*2700の園芸支柱で骨組みを作りました。水平方向に2本、それを支える立柱を3本地中に打ち込み紐を支えています。コンクリートベランダでは物干し台の支えブロック等必要と思います。
写真のごとくトマト最盛期には荷重の為、上部の水平柱が撓んでいますが何とか機能しています。
今年は枝を張るなすびの栽培に挑戦しました。残念ながらハダニにやられ不発でしたが、
枝を支える用に水平パイプの上に100均で購入した誘引網をつけてみました。