2013年7月30日火曜日

水平パイププランターの製作その1*



4月中旬トマト栽培を開始した時の水平パイププランターの写真です。基本的には水耕栽培の先達の皆様方 のブログ等を参考に試行しました。中途半端は嫌いなので購入したままのφ100*4Mのパイプを4本庭一杯に配置しています。中程の四角い物は養液用タンクです。2シーズン使用し、充分な成果が出ていますが、トマトツリーをイメージした場合、まだ不満足感があり、次のシーズンには何か答えを出したいと思っています。以下は作り方です下手なペイント図ですがご容赦ください

塩ビパイプは薄肉のVUタイプで十分です。長さおよび本数は設置する場所に合わせて決めてください。栽培用穴は矢野先生の本の通りφ21mmピッチ20cmとしましたトマトの場合は一つ飛び40cm間隔 で栽培します。空き穴は次の栽培苗の準備等に便利ですので20cmピッチであけました。 パイプ両端のふたの一端に排水用のホースとネトロンパイプをつなぐ異径継手を接着する穴をあけます。

ゴルフ用品で売っているネトロンプロテクターパイプの接続と防根透水シートの加工写真です。 防根透水シートはホッチキスで止めます、シートは目つまりしますので、栽培終了後必ず裏返しにして洗濯機で洗います。最初家にある中国製の針を使いました所、針の保持力が弱く一度裏返しただけで針が外れ、苦労しました。 変だな?と思い日本製MAX社の針に変えた所しっかり保持し良好でした。以外な所で日本製品の優秀性を確認できました。


写真は有合せの木材で作ったパイプ保持台です。V形に加工するのが面倒なのでコースレッド釘2本の頭 と水平木部の3点でパイプを支える構造です。4Mのパイプを保持台2個で支えています。 排水は自然落下の為、タンクとの落差が必要となるがポンプ揚程に制限あり、試行の結果高さ36cmにしました。理屈っぽい私としては保持台の位置をベッセル・ポイント(0.2203×L)つまり、4mパイプの両端から88.12cmの所におきました。 今の所全く支障ありません。 <材料補足> ①養液タンクはホームセンターで購入した押入れ用収納ボックス蓋付、70cm*30cm*高さ27cm  遮光の為、アルミコート断熱シートでカバーしました。 ②防根透水シートは業務用を切り売りされている方がいます。そちらで手に入れるか、もしくはホームセン ターで売っている透水防根シートでもOKと思います。 ③ネトロンパイプはネットで購入しました。 プロテクター AP-248 ③配水用ポンプ揚程・水量に注意が必要、私はRIO+800を選びました。 購入時は周波数を確認ください ④配水用に6mm黒色ポリエチレンパイプ ⑤リターン用ゴムホース(ミズゴケが発生しないタイプ) ⑥排水パイプ分岐用異形継手 TS20×13 以上のようなものです。