2021年11月27日土曜日

越冬苗仕込み中です。

豆類の越冬苗を仕込んでいます。本当は10月始めの作業ですが、体調不良で1か月遅れとなりました。幼苗を低温にさらすと花が沢山咲き収量がふえますので毎年越冬苗を作っています。水耕栽培を始めた頃、豆類の育苗はヤシガラを敷いた苗床で行っていましたが、栽培装置にセットする為に苗を一本ずつ取り上げる必要がありその時に根を傷め、又、面倒なので今は豆類も大きなゴーヤの種も不織布を使った育苗法を使っています。苗が成長したらそのまま、首の所をプチプチシートで巻き栽培槽の穴に挿入するだけ、簡単です。ただ豆類は注意すべきポイントがあります。
①一昼夜水中に漬けて水分を吸収させる。
②不織布の苗床にセットしてプチプチシートに包み輪ゴムで止めて容器に入れる。この時、不織布の水分を軽く絞る。容器には水を入れず不織布内の水分だけにする。水分が多すぎると豆は崩れて腐って来ます。
③2日程経ったら根の部分が膨らみ上下が分かり易くなる、一部には根が伸び出してくるので、写真の様に苗床を開けて根の位置が下になる様に豆の姿勢を整えて再度セットして容器に戻す。根が天地逆になったまま放置すると豆に余計なストレスを与え、成長がおくれます。
④不織布が湿っていると程度が良い。乾燥しない様、水を与え過ぎない様に注意して成長を待ちます。