2020年1月7日火曜日

農閑期の手慰みです。



農閑期はあまりすることが無い。時々エンドウの蔓や養液のチェックをしたり栽培槽の改造程度で時間を持て余まします。そこで一昨年から仏像彫刻を始めました。初期投資は要る物のランニングコストは木材費だけで年金生活者には優しい趣味です。彫刻上達には色々な要素があり奥深いので面白い。中でも彫刻刀の研磨技術が最高難度です。今回は持ち前の改善技術で作った彫刻刀研磨保持具を紹介します。
ボールキャスター2個を足に取り付けたU字台に彫刻刀をしっかり保持する蝶ネジ式クランプ板を組み合わせたものです。
原理は簡単、ガラストップの机の上に正確に厚みを調整した砥石乗せて彫刻刀の刃面を砥石に密着する様に位置決めしてしっかりクランプしますと、砥石上で刃面は常に水平移動して正確に平らに仕上がります。今使用している砥石は#1000番のダイヤモンド砥石で後は仕上げ砥石になりますが、違う砥石を0.1mm誤差の同じ高さにするのは難しく、仕上げは手砥で軽く研磨目を無くす程度に研ぎます。これで完璧です。
以前仏像彫刻のイントロ記事を書いたので興味ある方はPCの場合、右側の仏像彫刻のラベルをクリック下さい。スマフォの場合はウエッブバージョンに切り替えてください。