
我が家のメインとなるブクブク式水耕栽培の基本要素は養液供給、エヤー供給、日光で、その中のエヤー供給の課題はエヤーストーンの目詰まりです。目詰まりが起こりエヤー供給不足となったらたちまち作物が窒息死してしまいます。先日来スナップエンドウとエンドウ豆の撤収を進めてきましたが、水根が白っぽくイキイキしている槽のエヤーは活発にバブリングしていますが、水根がタダレて腐った様になっている槽はエヤーストーンが目詰まりを起こしていました。
今までエヤーストーンのメンテナンスに酢を使ったり、一般の人が購入できる希塩酸を使ったりして表面に沈着して目詰まりの原因であろうCaを除去していましたが、限界がある様です。何か有効な手は無いかとネット検索で引っ掛かったのが安価なエヤーストーンです。
写真上が今まで使っていたSNDOのエヤーストーンで毎分1Lの容量でアマゾンで515円/1個。下がPawflyの製品で容量1.3Lで10個620円で販売しています。いずれも焼結タイプで耐久性に問題が無さそうです。今までのエヤーストーンを使い捨てと考えた場合、我が家の使用料26個で14000円程と少し辛いですが、下の製品なら1860円と年1回使い捨てでも大丈夫。おまけに接続口の表面がシボ加工(細かい点の凹み)しており、ビニールチューブとの密着性が良い様な気がします。
今までのエヤーストーンは目詰まりと共にビニールチューブとの接続部からエヤー漏れのピーピー笛吹音が鳴って苦労したので上の様につなぎ継ぎ手を無理やり取り付けてやや改善しました。
水耕栽培には観賞魚用と違い細かなエヤーは不要です。以前読者の方からエヤーの細かさと溶存酸素量に相関関係は無いという実験データを頂いた事がありますが、その方はビニールチューブの先に重りを付けて直接バブリングして問題が無いと言われていました。我が家で実験しましたが、バブリング音が高く諦めました。新しいエヤーストーンは容量が大きい分、やや音が高いですが気になる程では無くエヤーの勢いが良いのでこれから夏野菜に使ってみます。楽しみです。