2015年6月11日木曜日

お粗末な防疫意識で発病と被害の拡大



韓国のMERSの事ではありません、我が家のトマトで発生した感染症の話です。
現在、我が家の庭はトマト一色です。水平プランター、ブクブク式プランター及びホームハイポニカもどきで栽培しています。
その中のホームハイポニカもどきのトマト1株が1週間程前から元気が有りません。日中萎れた様になり、夜に回復の繰り返し、肥料濃度も異常なし、水中ポンプも念の為分解清掃しましたが、
一向に回復しません。様子見をしていましたら、今朝、残りの3株も頭を垂れてきました。
結論は青枯れ病です。
直ぐに4株引っこ抜いて廃却しました。写真の如く、根は茶色くなって、根腐れ前の状態、何時もの水耕栽培の根は半透明の乳白色ですので、明らかに異常でした。
スナップエンドウ栽培終了後、装置類はキッチンハイタ―と天日乾燥で一応殺菌はしました。
他の栽培装置は全く異常ありませんので最初に病気になった苗に何か原因があると思います。
水耕栽培は輪作障害も無く、土中細菌起因の病気にも無縁と思っていました。
実際今までは害虫とうどん粉病だけでしたので、初めての経験です。
考えられる要因は地面に落ちていたエヤーキャップを使い回した事ぐらいしか考えられません。
昨年秋に花の苗を買ってきて土を落とし、スーパーホームハイポニカもどきでしばらく成育させていた事はありますが、それ以外は全て種から栽培している為に外部から菌を持ち込む事は無いと思います。地面に落ちたまま放置していたエヤーキャップを使った事が原因と思います。
今後はエヤーキャップは完全に使い捨てに変更します。
しかしトマトの幼苗をこのホームハイポニカもどきで養育して、その苗を各栽培槽に移したので不安です。